その他の障害

高次脳機能障害後遺障害には他にもさまざまな種類があります。たとえば高次脳機能障害です。こちらは脳が損傷を受けることによって記憶障害や認知障害、注意障害などが起きてしまうことです。この後遺障害が残ってしまうと日常生活にも影響を与えてしまうでしょう。場合によっては介護が必要なケースもあるのです。

むち打ちはよく見られる後遺障害となります。首や腰にしびれや痛みが生じてしまったり、頭痛やめまい、肩こりといった症状が残ってしまうのです。これによっても認定を受けることによって、しっかりと慰謝料を請求できるでしょう。

眼や耳、鼻、口などに後遺障害が残ってしまうこともあります。視力障害や聴力障害、嗅覚の脱失、言語機能障害などがあります。また、これらの欠損障害もありえるでしょう。体の一部分が欠損してしまうのです。

さらに上肢や下肢、指などについても後遺障害があります。神経麻痺が起きてしまったり、骨折や脱臼してしまったりします。変形障害というものもあります。

醜状についての後遺障害も定義されています。頭部が欠損してしまったり、線条痕が残ってしまったりするのです。それぞれの後遺障害については医師による診断の結果として認定してもらうことができます。

疼痛性感覚異常

疼痛性感覚異常疼痛性感覚異常という後遺障害があります。こちらは普通の刺激では起きないような激しい痛みが生じてしまうことです。RSDとカウザルギーというものがあります。神経損傷の存在が分からない場合はRSDであり、それが明らかな場合はカウザルギーと診断されます。

この疼痛性感覚異常の認定を受ける条件としては、まず通常痛みを起こさないレベルの刺激でかなり激しい痛みが生じてしまい、さらに関節拘縮が認められていて、骨萎縮も認められており、皮膚色や皮膚温などの変化が認められることです。ただし、これらを確認することはなかなか難しいです。専門医の診断によってしっかりと認定してもらう必要があります。

疼痛性感覚異常は神経性の痛みが生じてしまいます。治療を終えたあとにもこのような痛みが残ってしまうことがあるのです。これは四肢に症状が起きてしまうことが多いです。痛みだけではなくて、運動機能に問題が生じたり、皮膚の温度も安定しなくなるといった症状もあります。人によって細かい症状は異なっています。

疼痛性感覚異常についてははっきりとした原因はまだ解明されていません。交感神経が関係しているとされています。完治できずに疼痛性感覚異常が残ってしまったならば、多額のお金を受け取れるでしょう。

その他の障害

上肢機能障害について

上肢機能障害交通事故の後遺障害の一つとして上肢機能障害があります。これはその名の通り上肢に機能障害が残ってしまうというものです。上肢というのは手や指、さらに肩関節や肘関節、手関節のことです。ただし、交通事故の後遺障害の認定における定義としては、手指は含めないこととしています。したがって、基本的には上肢の3つの大きな関節に関して障害が残ってしまった場合に上肢機能障害であると認定されます。

まず欠損障害があります。これは身体の一部がなくなってしまうというものです。腕が全部なくなってしまったり、一部が切断されてしまった状態のことを指します。どの部分の欠損が生じたのかによって等級は異なります。

次に機能障害というものがあります。こちらは腕そのものが残っていたとしても、その機能に障害が出てしまったものです。もはや機能を果たすことができなくなったり、著しい障害が残ってしまったり、機能障害が残っている場合です。

さらに変形障害というものがあります。こちらは偽関節になってしまったり、運動障害が残ってしまうケースです。治療を終えても骨が上手く癒着できなくなってしまうのです。このような後遺障害が上肢機能障害となります。いずれも病院できちんと診断を受けて認定してもらえます。

疼痛性感覚異常

交通事故と後遺障害

交通事故交通事故にあってしまうと大きな被害を受けてしまう可能性があります。たとえば大怪我をしてしまったり、最悪の場合は死亡してしまうことすらあります。もちろん、奇跡的に助かったとしても安心することはできません。後遺障害というものが残っている可能性があるからです。

一見すると交通事故の怪我から回復したように見えても、身体のどこかに問題が残っている可能性がありますそれが後遺障害です。後遺障害が残ってしまうと、それによって日常生活に影響が出てしまう可能性があります。たとえば仕事をする際にも支障が出てしまうことがあるでしょう。後遺障害というのはさまざまな種類が存在しています。たとえば痛みを常に感じるようになってしまったり、精神的に影響が出てしまうこともあります。脳の機能がおかしくなってしまい、以前のような生活を送れない方もいるのです。

きちんと後遺障害について理解しておくことは大切です。後遺障害の認定を受けることによって、慰謝料を請求する際にはその金額を上げることができます。交通事故の被害を受けたならば、すぐに病院へ行って診断をしてもらうべきです。それ以降も定期的に病院へ通い、治療を終えたあとも障害が残っていないのか確かめることが大切です。

こちらでは交通事故による後遺障害の種類について解説しましょう。誰でも交通事故の被害にあってしまう可能性はあります。そんな万が一の場合に備えるための知識を提供しましょう。

上肢機能障害について